でこぼこ道や狭い道、草が生えている道など、子どもたちは、いつもと違う道が大好きです。「そお～っと、そお～っと…」と言いながら慎重に歩いたり「こんな道へっちゃらだ！」と言わんばかりに元気よく歩いたりします。危険がない限り、子どもたちの冒険心をくすぐるような散歩を楽しんでいます。

オムツがはずれたり簡単な着替えを自分でしたりと、身の回りのことを自分ですることを覚え始める２歳児。箸の使い方を覚えられるように、普段の遊びに取り入れています。上手につまめた時には「先生、できたよ！」と言って得意そうに見せてくれます。

子ども同士のかかわりが少しずつ増えてくるこの時期。大人からは見えないちょっとした空間でお友だちと一緒にいることがうれしいようです。ことばのやりとりが十分ではないので、時にはケンカになることもあるけれど、いつの間にか仲直りして、友だちと過ごす心地よさを感じています。

身近な大人への憧れの気持ちから再現遊びがうまれます。「ガソリンいれました！」「次は車をふきますね」といつもお家の人たちがやっていることを上手に真似しています。

年上のクラスのお兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に散歩に行くときには、上着を着るのを手伝ってもらったり、お昼寝の後には起こしにきてくれたりします。「もう起きる時間やで～」とやさしく声をかけて着替えを助けてくれるなど、とても頼りになります。子どもたちは、お兄ちゃんとお姉ちゃんが来てくれるのを楽しみにしています。